安心領域と目標設定

人は安心領域に流れがちで、そこからなかなか抜けられない

人って、年を追う毎に新しいことに挑戦しづらくなるようです。

そういう私も易きに流れがちで、そんな自分がいやで敢えて新しいことに挑戦しようと努力はしています。

ブログも、ツイッターも、なんとか自分なりに一生懸命挑戦しているつもりです。

ただ、会社から疲れて帰ってきたときや、やる気がなくなってしまったとき、

だらーんとして、何の目的もなくただテレビをだらだら観てみたり、わけもなくインターネットサーフィンなどしてしまっている時もないわけではありません。

それは、そうしていると落ち着けるからです。

「これをしなきゃいけない!」
「あの本を読まなきゃ!」
という考えがふと頭をよぎったりしますが、
一度その安心領域にはまってしまうと、
抜け出すのが容易ではなくなります。

この「安心領域」というのがくせものです。

まったく新しい自分
なりたい自分
を創造していく
には、どうしてもこの関門を乗り越えていかなければなりません。

以前の記事でも紹介しましたが、ハイラム・W・スミス著『TQ 心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント』には以下のようなくだりがあります。

TQ 心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント

目標を設定することは、計画的に現状と対立することである。したがって、この定義から言えば、目標の達成とは、何か新しいことを行うこと、安心領域という快適な環境を離れて未知の世界を開拓することである。

新しい分野を開拓することはわくわくすることでもあるが、時として死ぬほど恐ろしい想いをすることでもある。それが安心領域を離れたくないという理由にもなっている。これまで慣れ親しんだ古い習慣を捨てるのはなかなか大変なことだ。事実、目標を定めるのがいやだという人のほとんどがこの理由からである。つまり目標は、新しい行動へと私たちを駆り立てるからだ。

長期的な目標を設定している人は、どのくらいいるだろうか。コネティカット州ハートフォードに本社を置く保険会社が全国的な調査を行った。その中に、「長期目標を定めているか」という問いがあった。調査の結果、「イエス」と答えた人はたったの三パーセントだった。

すでに何万人の人々に対してセミナーを行ってきた経験からすれば、現実にはもっと少ないと思う。成功しているビジネスマンたちであるにもかかわらずだ。なぜそんなに低い数字になるのだろうか。

ここで一つ思い当たることがある。もし私が目標を書き留めても、それを達成できなかったらどうなるだろうか。失敗である。私たちは社会の中で、失敗は悪いという神話によって育てられてきた。つまり、失敗するくらいなら、目標などまったく持たないほうが賢いやり方だと教えられているのだ。失敗する可能性のある状況に身を置かないことにより失敗を避けるのである。

しかし、失敗する可能性をなくすことは、同時に成功する可能性をもなくしてしまうことなのだ。意識してそうしているわけではないのだが、これは安心領域に留まろうとする潜在意識がほとんどの人に働いていることを表すものである。

 

ゴールのないマラソンは最初から走らなければいい!

たとえば、ゴールのないマラソンを考えてみて下さい。

用意、ドン!と鳴った瞬間に気持ちが萎えてしまうでしょう。

なぜって、どこがゴールなのかわからないのですから。

42.195km先にゴールがあるとわかっているから、
どんな坂道も、
どんな向かい風も、
その目標に向かって頑張って走れるわけです。

そしてそこには勝利感と達成感、そして応援してくれた人たちの笑顔が待っているのです。

会社もそうです。

あなたが会社の経営者だとして、

「会社のゴール、目的はなんですか?」

と訊かれて、「目的なんてあるわけないでしょ!」なんて答えられませんよね。

では、私たちの人生はどうでしょう。
ゴールはないのでしょうか?
目的地は?

ないわけはありません。
もしないとしたら、、、
自分で設定していないだけなのです。

7つの豊かさ」で自分自身を認識する大切さを書きましたが、「自覚」することのポイントは、まさに「私のゴール」「私の目的地」を見定めていくということなのです。

中には「死」がゴールだ!という人がいるかもしれませんが、「死」がゴールだと、生まれること自体が無意味になります。

「どう生きるか!」「どう在るか!」の問いに対する答えが目標でありゴールになるはずです。

 

どう生きるか?どう在るか?あなたの人生はあなたが主人公!

この世に生を受け、人生というマラソンを走る自分自身のゴールは他の誰も決めてはくれません。
それは自分自身で見いだし、設定し、ペース配分や修正を加えながらも、そこに向かって一歩ずつ進んで行かなければなりません。

進学、就職、結婚、子育て、老後・・・

一生の間にはさまざまなイベントがあります。

それ以外にも健康状態や地域社会とのつながり、経済的自立などなど、
どうありたいか!を一つひとつみていくことによって、
それまではボヤーッとしていた目標やゴールがだんだん明確になってくるはずです。

無目的的な人生を歩んでいた私自身も、
紆余曲折を経ながらも、自分を見つめ直し(自覚し)、
今はずいぶんくっきりと見えてきた感じです。

もちろん、目的地や目標自体は軌道修正もありだし、進んでいくうちにまったく新しく、しかも進化した価値観やゴールが見えてくるかもしれません。

そして重要なことは、
小さくても大きくても、近くても遠くても、
目標やゴールが見えたら、時をおかずスタートを切ること!
これです!

有意義な目標を達成するには、
必ず「安心領域」という安楽と怠惰の習慣から脱出するしかない
のですから、
それは一日でも早いほうが良いに決まってます。

明確なゴールは、モチベーションを高める

マラソンや他のスポーツでも同じ事が言えますが、

目標やゴールが見つかったら、
走りながらエネルギーを消耗していくばかりでなく、
やってみると、逆にどんどんパワーアップさせることが可能だということに気付き始めます。

それは、
将来の大きな目標(ゴール)に対して、
一ヶ月単位、
一週間単位、
一日単位
で小さな目標に落とし込んでいくことによって可能になります。

大きな目標って、遠すぎたり大きすぎて、どれだけ近付いたかわかりにくいので、日々のモチベーションや、新しい習慣に反映しにくいということが言えます。

でも、目に見えてわかる小さな目標設定は、
それを達成していくだけで、小さな勝利感の積み重ねが自信となり、
どんどんエネルギーに変換されるからです。

つまり、漠然とした目標やゴールではなく、
より具体的に鮮明に見える形に落とし込むことにより、
日々、まったく新しい習慣が身についてくるようになるのです。

こうなるとしめたものです。

あとは、潜在意識に刻まれたまったく新しいプログラムが、
私たちをそのゴールに導いてくれるようになる
のです。


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