感謝はすべてを肯定する

もうすぐお盆、先祖や家族、周りの人々に感謝する期間にしたいな。。

sanagi=自覚・受容・習慣・実行・成長・自立

もう日付は変わりましたが、昨日は8月8日、八並びの縁起のいい日でしたね。
もう立秋も過ぎ、暦の上では秋。

時の経つのが早いのを痛感してます。

さて、このブログでは、本当になりたい自分を自分自身でプロデュースしていくプロセスとして、「s・a・n・a・g・i」を紹介しています。

そのプロセスの内容は、以下の通り。

【自覚】s:self-awareness
【受容】a:acceptance
【習慣】n:new habits
【実行】a:action
【成長】g:growth
【自立】i:independence

まず最初に、素の自分を知ること。
つまり「自覚」する、そしてそれを「受容」するというプロセスを踏んでいきます。

西田文郎著『10人の法則 – 感謝と恩返しと少しの勇気』に以下のような内容があります。

10人の法則 - 感謝と恩返しと少しの勇気

誤解している人がたくさんいますが、私たちがより高いレベルへ昇るために、最初に必要となるのは、目標の実現計画の作成でも、願望のイメージングでもありません。自分にとって都合のいいものも悪いものも含めて、現実を素直に受け入れることです。

現実を受け入れる。まず、そこから出発するのでなければ、本気になって現実と取り組み、それを乗り越え、変革していくことはできません。

(中略)

いまの現実を「よし!」「よっしゃ!」と肯定し、素直に受け入れない人間が、その現実を変革し、それ以上の現実をつくれるはずがないのです。

なぜこんな当たり前のことを敢えて申しあげるかというと、成功したいとか幸せになりたいというような人には、「おれは、本当はもっと優れた人間だ」「こんな現実は自分にふさわしくない」と、無意識のうちに考えている人間が多いからです。自分の現実を嫌い、ネガティブにとらえているのです。

「よっしゃ!」

まずこの現実を素直に受け入れてください。

いかに厳しい現実であっても、ここが自分にいちばんふさわしい出発点であると考えてみてください。

いまのあなたには、その現実がいちばん必要なのです。

 

まさに「s・a・n・a・g・i」の最初のプロセスである【自覚】と【受容】のお話です。

まず、自分の置かれている現実を知り、自分自身を知った上で、それを「よっしゃ!」と受け入れる。
そこから変革が始まります。

ここでやっと、イモムシからチョウに変態していく最も重要なプロセスであるサナギになることができるというわけです。

この【受容】のプロセスには、続きがあって、「受容:すべてを受け入れるということ」でも書きましたが、【受容】acceptanceの[a]は、【感謝】appreciationの[a]でもあるのです。

実は、動物の中でも人間だけが感謝することができる動物です。
これは人間にだけ与えられた特権のようなものかもしれません。

自分自身を、そして自分の置かれた環境を自覚し、受容したあと、そのことに感謝する。

どんなに困難な状況でも、悲しいことがあっても、その出来事を肯定し、受け入れ、そこにプラスの感情を持ち込むことができるのが人間で、その行為こそが「感謝する」ということなのです。

同書からもう少し。。

子どもを失った親御さんがわが子の思い出をつづった手記などを読むと、死にゆく子どもたちは、まことに立派です。死を前にして慌てふためく大人が多いのに、彼らはあっぱれ、ものの見事に覚悟しています。

「ママ、ありがとう」「お母さんの子でよかった」

堂々たる感謝の言葉を残す子が、とても多いことに心を打たれます。感謝の言葉が、残される者を癒し、その悲しみをいくらかでも軽くすることを、まるで知っているかのようです。

小児ガンで男の子を失った手記に、こんな話がありました。死の時が迫ってきたある日、少年はベッドの上で母親にこう尋ねます。

「ママ。人間は死んだらどうなるの?生まれ変わるの?」

お母さんはハッとし、どきまぎしながら答えます。

「また赤ちゃんになって、生まれてくるんだよ」

それを聞いた少年は、安心した顔になりました。

「ママも、生まれ変わるの?」

「そうね。きっと生まれ変わると思うよ」

「それならママが生まれ変わるときは、お願いだから女に生まれてきてね。女に生まれて、また僕を生んでよ」

これも、「ありがとう」の一種だと思います。またあなたの子として生まれたい。これは最高の感謝です。私にはいえませんでしたが、母が生きているあいだにいってあげたら、本当に喜んだと思います。

「またあなたに産んでほしい」とは、あなたから生まれた自分を100%肯定する言葉です。自分の生を肯定し、それで母親の人生も肯定する。きわめて高度な感謝であるといわねばなりません。

感謝とは何かといえば、肯定し、受け入れることです。

 

生きてたら高校2年生。浴衣を着てお祭に行く季節。。。

今からちょうど3年前、私の部下だった人の一粒種の娘さんが、骨肉腫で亡くなりました。まだ中学生でした。
本当に素直で、テニスをしたり、絵を描いたり、物語を作ったりするのが大好きな女の子でした。
そのご夫婦にとっては、遅く生まれた子で、目に入れても痛くない娘さんの死は到底受け入れがたいものがあったに違いありません。

当時、何度もお見舞いに行きましたが、抗がん剤治療で苦しいにもかかわらず、その子はいつも笑顔で迎えてくれました。
その時に「ありがとう」という言葉を何度きいたかわかりません。
ご両親も、この娘さんの「ありがとう」という言葉があったからこそ、娘さん亡き今も強く生きていけるのだと思います。

同書から、さらにもう少し

人は嬉しいと感謝したくなる動物ですが、人に感謝されると嬉しくなってしまう動物でもあります。感謝の言葉を聞いただけで、とたんにプラス感情がわいてきます。なぜなら人間には他人に認められたいという、強烈な欲求があるからです。50年も一緒に暮らした相手が、最後の最後に「ありがとう」といってくれる。それは半世紀におよぶ長い結婚生活を祝福し、あなたを生涯の伴侶として本当によかったと告白することです。認められたいという欲求が満たされ、感情脳には大きな喜びが発生します。私が死んだあと、素晴らしい夫を失って悲嘆に暮れるに違いない妻に、その喜びを残していきたいのです。

実際、世の中には「ありがとう」の言葉を残して、死出の旅に立つ人は意外にたくさんいます。そんな話を聞くたびに、凄いなあ、私もそうありたいと思います。

長い結婚生活のあいだには、行き違いも喧嘩もあったでしょう。楽しいときばかりでなく、つらいときや苦しいときもあった。短所も欠点もあるのが人間ですから、相手を嫌ったことも、離婚を考えたこともあったでしょう。にもかかわらず、最後にそんな自分たちを「これでよかったのだ」と肯定し、「ありがとう」といって去っていく。

人間というのは、とてつもなく凄い動物です。

 

人は、生まれた瞬間から死に向かって歩み始めます。
宇宙の法則なので、この事実はどうあがいても否定できません。

人は泣きながらこの世に生まれてきます。

よく人生は修行の場だという話しを聞きますが、苦しむためだけに生まれてくるはずがありません。
楽しいこともたくさんあるはず。
なので、悲しくて泣きながら生まれてくるのではなく、逆にいうと嬉し泣きかもしれませんね。

いずれにせよ、この世から旅立つときに限らず、日々の生活の中で、「ありがとう」って言葉は、とっても大切な言葉です。

それは、家族や他の人たちへのみならず、自分自身に対しても然りです。
自分に感謝できる人は、人にも感謝できる人です。

そして、自身、他人にかかわらず、心からの「ありがとう」という感謝の気持ちや言葉は、それまでのわだかまりや、不信、疑問などを一気に払拭するパワーがあり、一瞬にしてネガティブをポジティブに、否定を肯定に置き換えてくれます

お墓参りは大切だよね

この土日に受講したセミナーで、印象に残る言葉がありました。
過去はどうあがいても変えることはできない。未来も、心配しても期待しても、まだ何事も起きてないのだから、思い煩っても仕方ない。過去は受け入れ、未来は手放しなさい。そして、今現在に集中して生きなさい
まさにその通りだなと!
過去に囚われたり、不安な未来に恐れるのではなく、今の自分と環境を受け入れ、感謝しながら、目の前に横たわることに集中して取り組んでいくことによって、おのずと未来が拓け、結果がついてくると思うのです。

長くても100年そこそこの我が人生。
目の前で起こる全ての事象を受け入れ、感謝しながら、周辺の人たちへ少しでも良い影響を与えられたらと思っています。

今日は日本にとっても忘れられない8月9日、
そうこうしているうちに、お盆がやってきますね。
今、私が生かされていることも、先人たちの苦労や努力、忍耐のおかげ。。

そして忘れもしない3年前の8月15日は、その、若くして骨肉腫で亡くなった友人の娘さんの命日。
思いをはせるだけでも胸が熱くなります。

先に逝った人たちの魂が近く感じられるこの期間、
自分自身が、家族が、そして愛する人たちが、
同じ時代を生きていることに感謝しながら過ごしたいと思っています。


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