決断:心を決める

いよいよ秋だよ!赤とんぼ

今日から9月に突入。
今年は桜を愛でる余裕もないくらい寒い春を通りぬけてきたかと思うと、史上まれに見るこの夏の暑さ。
まだまだ残暑はつづいていますが、虫の声や高い空、無理矢理にでも秋の気配を探している今日この頃。

2010年もあっという間に3分の2が過ぎ去りましたが、まだ4ヶ月もある残された期間を有意義に過ごしたいものです。

さて、去年11月に「決断」して始めたこのサナギ・ブログ。今回で81ポスト目。
好奇心旺盛で、あっちにもこっちにも手を出しながら、何をやっても長続きしてこなかった私としては快挙と言えば快挙。
自分自身を素直に褒めてやりたい気分です。

サナギ・ブログを始めて何がよかったかって、

①アウトプットすることで思考整理が飛躍的に進んだこと(「思考整理・アウトプットの重要性」参照)
②インプットの量が増え、たくさんの良書と出会ったこと
③ブログ読者とコミュニケーションすることにより、価値観の多様性を学んだこと
④それまでにはない、たくさんの人とのつながりができたこと
⑤ブログを続けることで、続けられるという自信がついたこと

もっとたくさんありますが、大きくは以上の5点です。

これも、ブログを始めるという「決断」をしなかったら、味わえなかった感情や成果です。

今日の投稿のタイトルは、「決断:心を決める」
この「決断」に関しては、「成功哲学、確かに良いこと書いてある」にも紹介しましたが、2000万部の世界的ベストセラーにもなった『7つの習慣』を日本に紹介したジェームス・スキナー氏著『成功の9ステップ』から引用してみます。

成功の9ステップ - ジェームス・スキナー

決断は、すべての変化の源である。それは、あなたが現在の姿になっている理由でもあるし、また、ある会社が栄え、ある会社が衰退していく原因でもある。結局のところ、決断はすべての成功とすべての失敗の要因なのである。決断は、リーダーシップの土台であり、そして何よりも素晴らしいことに、決断のすべてがあなたの掌中に委ねられているというわけだ。

決断は願望とはまったく違うものである。その違いは、成功と失敗、行動と麻痺、リーダーシップと服従との間の隔たりなのである。決断を下す瞬間に、世界のすべてが変わるのだ。

(中略)

自分の人生を振り返ってみてほしい。今の自分を作り上げたのは、どういう決断だったのだろうか。

私は十四歳のとき、「いつか日本に住もう」と心に決めた。そのたった一つの決断がその後の二十五年間、私の人生のすべてを決定づけるものになった。進学する大学が決まり、専攻分野も限定され、就職先も決められ、出会う人たちすべてが決定づけられた。決断の力を過小評価してはならない。

決断は、計り知れない威力を発揮している。それは人生の方向性を変え、最終的にその人の運命そのものを決めてしまう一連の出来事を引き起こすものであるのだ。

(中略)

決断という言葉の語源は「決めて、断ち切る」ということである。面白いことに、英語でも同じである。英語の「Decision(決断)」という言葉は、ラテン語の「Incision(切り落とす)」に由来している。

つまり、成功するという決断は、つまらないことに時間を浪費しないという決断でもある。

 

私自身、四十数年の人生振り返ってみれば、大小いくつもの決断を下しながら歩んできたんだなとしみじみ思います。

受験、留学、就職、結婚、、
その場面場面、いくつかの選択肢があったときもあれば、他に選ぶ道がなかったなんてときもあったかも知れません。
いずれにせよ、すべては自分で決断したこと。
そしてそのいくつもの決断が積み重なって今の自分があります。

人間にだけ与えられている「決断」「哲学」「感謝」

将来のため、さらに大きな目的のために、感情を断ち切って決めたこともたくさんありました。
その中でも大きな決断だったのは、ちょうど10年前に、一緒に東京で暮らしていた妻子を私の実家のある徳島に送ったこと。詳細は「単身赴任してまで田舎暮らしするわけ」に書いてあるので省略しますが、今の時点で、とってもいい決断であり判断だったと思っています。

「決断する」ということは、数ある生物の中で、人間だけに与えられた特権かも知れません。
例えば、空腹時、目の前に獲物がいるのに、「とって食うべきか食わざるべきか」と悩んだり哲学する動物はいないでしょう。本能だけで生きている彼らは、「決断」とか「悩み」、「哲学」とは無縁の世界です。

もう少し『成功の9ステップ』から引用してみます。

あなたは今すぐにでも決断することができる!事業を立ち上げる、あるいは新しいスキルを身につけるという決心をすることができる。減量または禁煙をして、健康と取り戻すという決断をすることもできる。家族とより多くの時間を過ごす、あるいは新しい趣味に打ち込む決断をすることもできる。ハワイやイタリアに移住するという決断をすることもできる。今、自分の夢を実現し始める決断をすることもできる。あなたは無限の可能性の場に立たされている。どう選択するかはあなた次第なのだ!

決断は人間が持つ最大の力ーー選択の自由ーーの表れである。この自由意思こそが私たちの人間性の本質と言える。

人間は、他の動物とは違い、本能をほとんど持たずに生まれてくる。そして、生きていくための基礎的なスキルを体得するだけでも、二十数年はかかる。しかし、そのプロセスにおいて、極めて特殊な能力を身につける。それは自分自身で選択する能力である!

あなたは自分の夢を選ぶことができる。行動することを選ぶことができる。諦めないということを選ぶことができる。夢を実現することを選ぶことができる。その選択は、あなたの掌中にある。
ロバート・シュラーの言葉を心に留めておこう!「成るなら、それは私が為すからだ!」

 

枯れ葉やゴミに埋もれてしまった自分の時計と羅針盤(コンパス)を探しだし、深く感情を見つめてみたときに、本当に自分がやりたかったこと、夢、理想が見えてきます。
実際はもともと見えていたのかも知れないけど、怖くて正面から見つめられなかっただけかも。。

いずれにせよ、それを認識したときが大きな分岐点です。
そのままの現状維持で行くのか、あるいは新たなステップに踏み出すのか、それは自分自身の決断にかかっているのです。

また、この「決断」を他人任せにするという生き方もできます。

親がこうしなさいと言ったから。。
会社の上司が私の人事を決定したから。。
受験勉強は頑張ったけど、学校が僕を受け入れてくれなかったから。。

ある意味、決断や結果を他人任せにするという「決断」を下した人生です。
それも自分自身の「決断」であり、責任はすべて自分でとっていかなければなりません。

でも、決断一つで人生どころか、世界を変えることだって可能です。
さらに同書から引用してみます。

自分のコントロールの範囲をはるかに超えているような大きな問題に直面したときは、被害者意識に陥りやすいだろう。しかしそういうときでも、自分独自の才能や能力を活かし、その問題の解決に少しでも貢献するように、決断することが大切なのだ。

“We Are The World” by USA for AFRICA

1985年、アフリカにおける飢餓がまさに大惨事と呼べるほどのものに発展していた。そこで、タレント事務所とテレビ・プロダクション会社を経営するケン・クラーゲンは、どうすればその人たちを助けることができるかを相談するために、顧客のひとりライオネル・リッチーに一本の電話をかけた。

その結果、1月28日に、四十名近くのアーティストたちが南カリフォルニアのスタジオに集合し、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンがそのイベントのために作曲した『We Are The World』という曲のレコーディングを行った。

その努力の結果、困っている人たちを苦しみから救い出すために何百万ドルもの資金が集まり、世界中の人々を感動させ、もっと貢献するように仕向けたのである。

私たちの得られる結果はここまで劇的なものでないかも知れないが、原則は同じであるーーアイディアを打ち出し、決断を下し、行動を起こす。結果はその努力のすぐ後についてくるに違いない。

 

私たちは有名人であろうがなかろうが、人間である以上、日々、そして一瞬一瞬、大小様々な「決断」をしながら生きています。
その積み重ねで人生が織りなされているわけです。

一日の始まりの決断は、やはり朝!!

この「決断」、その瞬間は正しいかどうかはわからないかも知れませんが、精度を上げることはできます。
それは、焦点が定まっているかどうか!によります。
その決断を下すことによって得たい成果や感情が明確になっていればいるほど、より的確に決断していくことができるはずなのです。

「決断」のタイミングは、もちろんさまざまな場合が考えられますが、一日では朝、一週間では日曜や月曜、一ヶ月では月初め、一年では元旦や自分の誕生日など、心が新たになるときに、精神を集中して静かに「決断」していくと、良い結果が得られるようです。

今日は9月1日。
今日から新学期という学生や、新人研修を経て今日から新しい部署に配属されていく新入社員もいるでしょう。

今日という日が、焦点を定めながら心を鎮めて決断していく、良い一日になるかも知れません。
引用文中にも出てきましたが、「決めて断ち切る」ということは、新たな一歩を踏み出すために、捨てなければいけないものも出てくるはずです。

という私自身も、静かな気持ちである一つの決断をした9月最初の早朝でした。


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4 thoughts on “決断:心を決める

  1. さな兄さん。私に今一番必要な言葉をありがとう。ずっと前の過去やこれから人生をかけて挑戦しようと考えてることを考えて、胸が熱くなって泣きながら読みました。涙をふいたり、鼻水をかんだり、忙しかったです。捨てるものを考えていました。キャリアとかいろいろです。このまま周りにある温かい幸せを守ることだって出来る。けれど、私は明確な目標が見えてきたところ。これが正しいのか分からない。毎日悩んでる。これが目標の精度を高めることになるんだね。私は今の自分を形作るひとつひとつの自分の決断に感謝してる。それを助けてくれた周りの人たちにも。何を掴むかは、自分の手の中にあると思ってる。だから、これからも人任せにしないで、被害妄想にも陥らずに決定したことに責任を持って頑張っていこうと思う。さな兄さん、ほんとうにありがとう!やっぱりお兄ちゃんは☆☆だね!だいすき!

    1. fuuちゃん、いつもコメントありがとう。
      人生にはいくつもの大きな決断の場面があって、そのたびに何かを捨てなきゃいけなかったり、後のことを考えて、敢えて困難な道を選ばなければならない時ってあるよね。
      私がまだ高校生の頃、単身赴任の父からもらった絵はがきに書いてあった言葉が今でも記憶に残っています。
      「常に困難な道を歩め」
      その時はまだピンと来なかったけど、私の人生、そうやって歩んできたし、それがまた今の自分の土台になってるって感じてる。
      そして、そのことにすごく感謝してるよ。
      振り返ってみればすべてが愛であったって感じてる。
      今まさにfuuちゃんが歩もうとしている道は、困難かも知れないけど、焦点が定まったとしたら、後はまっしぐらだね。
      後々、やらなかったことで後悔はしたくないもんね。
      応援してます!

  2. さな爺、わたしは昨日元の会社の幹部に偶然会って、彼らの決断について考えていました。(わたしの所属する事業部は、この4月に事業譲渡されて、他の2社のグループ会社と合併したのでした。)そして、つい何日か前に自分の今後について、決断を下したところです。わたしたちは(あとふたりいます)期せずしてonline上で知り合い、無意識の内に影響を与え合い、シンクロしているのだと思います。それまで、別々の人生を歩んできたけれど、今この瞬間共有しているものがある。素晴らしい奇跡だと感動します。今必要なものを分ち合っているのです。これから先、わたしたちの周辺は変化しつづけるでしょうし、関係性も変わるかもしれません。でも、このご縁を大切にしたいと心から思います。ありがとう。

    1. umejunaさん、いつもコメントありがとうございます。
      umejunaさん自身、まさに決断の時があったんですね。
      普通に仕事をし、生活をしている中では到底知り合うはずもない人たちと、こうやって時空を超えてTwitterやBlogで出会うっていうのは、本当に奇跡だと思います。
      その時にその人にとって必要な言葉や感情、あるいは単なるヒントかも知れないけど、そういうものが天から恵みの雨のように与えられる現象には感動すらおぼえます。
      私自身もたくさんの言葉や、自分では考えもしなかった価値観に救われもし、勇気づけられもしました。
      確かにこういうご縁はその時そのシチュエーションで、関係性自体は変わっていくかも知れません。
      それもまた、人生の妙であり、うまみ。
      人生は一期一会、私も今この時のご縁を心から大切にしたいと思っています。

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