成長:節目に総括してみる

空気は澄み、秋も深まってきて、冬が近づいているのを肌で感じるこの季節。
今日は満月だけど、残念ながら雨の東京からはお月様は見えません。

今日は全国的に雨で、徳島の我が家でも見えないとのこと。

そういえば我が家の裏山は竹藪で、そのさらに奧にはスギやヒノキの山々があります。

単身赴任の私は、月に一度、実家に帰るたびに山を見回りに行きます。
いい天気であれば、探検も兼ねて、子どもたちも連れて。

結婚記念にと植えたヒノキはそびえ立つほどに成長し、もう枝打ちの必要もないくらい。

また、竹を切りだしてきて、子どもたちと竹とんぼを作ったりするのも楽しみの一つです。

徳島といえば、台風のメッカといわれるほど、毎年夏から秋にかけて暴風雨に見舞われます。
台風が来ると、ヒューヒューいう風の音と、裏山の竹の葉が擦り合う音がどんどん大きくなります。

子どもの頃から不思議に思っていたのですが、あの細い竹、台風の暴風雨くらいでは、折れることはまずありません。
上手くしなりながら、風の力を柔らかくかわしているのです。

ご存知のごとく、竹は空洞で、筒状になっています。
そして他の樹木と違う大きな特徴は、「節」です。
竹の強さはまさに節にあるのです。

もともと農家だった我が家は、私が小学低学年の頃に父が事業を始めてからも、しばらくは兼業農家を続けていました。
だから毎年春になると、部活がないときなどは、たけのこ掘りの手伝いをしました。

小学生から高校卒業するまでやっていたので、今でも足の裏の感覚と目で、まだ芽を出さない地中のたけのこを見つけることができます。

たけのこには、「雨後のたけのこ」という表現があるように、伸び盛りの時には1日で1mも伸びます。
時速に換算すると約4cm。

小さい頃、1時間ほどたけのこを観察したことがありますが、確かにじわじわとスローモーションで伸びてくるんです。

その成長の早さはすさまじいです。

ご存知かどうかわかりませんが、竹は根っこまで節があります。
その根は強く、「地震が来たら直ぐに竹藪に逃げ込め」というほどです。

さて、人生の節の話。

私たちの人生にも「節目」ってありますよね。

誕生日、入学、入社、失恋、結婚、子どもの誕生、企業、退職、、

挙げればキリがありませんが、この節目の時をただ普通にやり過ごすのではなく、敢えてさまざまなことを総括してみるのです。

例えばこのブログは、11月6日でちょうど一年が経ちました。
(参照:「知情意:ブログ・ツイッター・タンブラー」)
その時に、どうだったかをふりかえってみたのです。
自分にとってのメリットは?
逆にデメリットは?
今後どういう方向、目標に向かっていく?

そのままダラダラとやり過ごしてもいいのですが、ここで自分なりに評価し、これからの取り組み方などを分析してみたりすると、やっていることの意義や価値、今後の目標や方向性が明確になってくるのです。

そうなんです。節が強くなるんです。

竹は、節が強いほどしっかりします。
特に根元に近いほど竹自体は太く、節の間隔が短いのです。
考えてみれば人生は竹と同じかも知れませんね。

若いときは失敗の連続であったり、信じていたことが見事に裏目に出たり、もう少しもう少しと先延ばしにしてしまったことで後々大きな損害を招いてしまったり、、

初期の段階で総括と再出発をきちっとやっておくと、先に行くほど、その間隔は長くてもよくなります。

自分の人生、何かを始る、あるいは何かの決断をするときに、総括しながら前に進んでいくことで、がっちりとしていながらも、しなやかな人生になっていくのです。多少の台風や嵐が襲ってきても、軽くかわしていけるようになるのです。

節目は、誕生日や入学だけではなく、毎月、毎週、毎日、敢えて作ってみても良いですよね。
また、「思い立ったが吉日」という言葉がありますが、「思い立ったが節目」と言い換えてもいいくらいです。

・自分は今までこのように生きてきたけど、これでいいのだろうか?
・目標や価値観に対して、自分はどの位置にいるのか?
・目標や価値観自体を修正しなければならないのではないか?

人間の成長にはこの要所要所の「総括」が欠かせないのですが、当然ながらその人間によって形成されている企業やさまざまな組織にも当てはまります。

節目に総括することによって、軌道を修正でき、よりよい人生、よりよい成長を遂げていくことができるのです。

あなたの節目はどうですか?
一旦人生を総括して、新たな気持ちでスタートを切ってみるのもいいかもしれませんよ。

あと40日ほどで2010年も終わります。
そろそろ今年の総括をまとめ始めてみませんか?

と、私の中の私に自問しながら今回は書いてみました。


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2 thoughts on “成長:節目に総括してみる

  1. さな爺は、たけのこ狩り名人でもあったのか…。

    いや、節目のお話しだった。

    さな爺、これはわたしのために書いてくれたのですか?
    太字になってる文章が、ずしんと胸に響いています。

    「自分の人生、何かを始る、あるいは何かの決断をするときに、
     総括しながら前に進んでいくことで、がっちりとしていながらも、
     しなやかな人生になっていくのです。
     多少の台風や嵐が襲ってきても、
     軽くかわしていけるようになるのです。」

    ちょうど先日、自分のこの数十年を振り返り、
    年表を作りました。
    過去にこそ、自分の中にこそ、答えがあると考えたから。
    決意を持って、次に進んでいくために。

    これからの人生、
    本当にやりたいことを追求していくのだと。

    台風や嵐にも負けず、
    しなやかに、涼しい顔で生きていきたい。

    心のやすらかに、いつも大きな愛を持って。

    いつも、タイムリーなメッセージをありがとう。

    1. じゅんこさん、コメントありがとうございます。

      私も色々な意味で節目だったし、ちょうど前回のコメントの返事にも書きましたが、こういう内容を投稿したいなって思ってたので書きました。

      過去10年間の年表を作られたんですね!!
      素晴らしい!
      私もちょうど単身赴任になって丸々10年、是非やってみたいと思いました。
      そして過去10年の自分を認め、受け入れ、なによりも自分自身に感謝したいなと思いました。
      ホント、竹のように、節を強くしながらもまっすぐに、それでしなやかに生きていきたいですよね。

      今回のことがじゅんこさんの人生にとって、素晴らしい節目になりますように!

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