成長:自分ナビ

そろそろ「三寒四温」という言葉がささやかれる季節がやってきました。
と同時に体調を崩している人もいるようですね。
季節の変わり目、昼間はポカポカでも夜は冷え込む、なんて日もあります。

明日からの連休中は全国的に雪や雨の荒れ模様、、
ビタミンと栄養を摂って、温かく過ごしたいものです。
こたつでミカン!なんていいですねー!

さて、今日のタイトルは「成長:自分ナビ」。
テーマは「成長」です。

私たち人間は、成人式を迎える頃、体の(肉体的な)成長は止まります。
でも、心の成長は一生続きます。

「s・a・n・a・g・i」のキーワード

【自覚】s:self-awareness
【受容】a:acceptance
【習慣】n:new habits
【実行】a:action
【成長】g:growth
【自立】i:independence

の中で、「成長」は5段階目。

以前の投稿「主体性を発揮する:サナギの基本フロー」でも書きましたが、「成長」とは「私自身を生かすこと」。

自覚して受け容れ、良心や信条に従って新しい習慣を実行していく上で、成功もあれば失敗もあります。軌道修正が必要な時も。
それを何度も素直に受け容れながら、主体的に習慣化していくことが成長につながっていきます。

ここで、『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』から関連する文章を引用してみます。


多くの人は自分の直感的な指針を棚上げにして、親や教師や専門家やいろいろな教え・信条の指導者の意見を指針にしようとする。だが、ほかに指針を求めれば求めるほど、自分自身の懸命なアドバイスから離れてしまう。わたしたちが物質世界の友人たちに本当の自分自身を思い出させて、自分の中にある「ナビゲーションシステム」と再びつながる助けをしようとしても、彼らはためらう。「自分には価値がない」「自分は正しくない」と思い込んで、自分自身の指針、自分の良心を信じて前進するのを恐れる。何が適切なのか、自分よりもっとはっきり知っている者がいる、と信じているからだ。

だがわたしたちは、あなたがたが価値ある力強い存在であること、この時空の現実に生まれ出たのはなぜかということを思い出すために力になりたい。この明暗著しい素晴らしい環境を探検しようというあなたがたの本来の意図を、そしてそれがさらに新しい意図を次々と生み出すと知ってその意図を抱いたことを、思い出してもらいたい。それから本当の自分──「内なる存在」「全的な自分」「源(ソース)」──は、拡大成長を楽しんでいることを思い出してもらいたい。

 

人や組織に依存してしまうと、心の成長はその時点で止まってしまいます。
なぜなら、思考停止状態に陥ってしまうからです。
「私自身を生かす」ためには、自立に向けて、成長していかなければなりません。

もちろん、誰にも依存しないで人生を歩んで行くことはできませんが、実は自分の中には既にナビが備わっていて、「私」の行くべき道の案内板は、自分の中に掲げられているのです。

真北を示す羅針盤(コンパス)、地図、エンジン、ガソリン、エンジンオイル、、
さらには、目的地を見つけ出す能力まで持って生まれてきています。

ただ、それを見ようとせず、探し出そうともせず、人や組織の指針や指示に従いたくなるものです。
それはなぜでしょう。
昔の自分がそうだったので言えるのですが、
「楽だから」です。
自分で考えたり、答えを探したり、自分自身を磨いたりするよりも、何かに頼ったり、指示を仰ぐ方がずっと楽ですよね。さらに言うと、自分に自信がないからです。

列車でいうと、機関車になり得る能力を持っているにもかかわらず、他の機関車にぶら下がっている車両状態。
人生丸ごと他者のナビに頼っていたら、自分の人生を歩めないまま一生を終えていかなければならなくなるかもしれません。

最後の最後に、予想とは全く違うところに辿り着く可能性だってあります。

本書からもう少し引用してみます。

あなたがたは自分を信頼する代わりに、何が正しくて何が間違っているかを教えてくれそうなルールや(宗教的あるいは政治的)集団を探して、物質世界における人生のほとんどを過ごす。それから、その──通常は何千年も前に作られた──古いルールを現在の新しい人生経験に合わせようとして、自分の「四角い杭」を他人の「丸い穴」に打ち込もうと試みて人生の残りの時間を費やす。わたしたちが見るところ、その結果はフラストレーションか、よくても混乱である。それにまた誰のルールが一番適切なのかという争いで、毎年大勢の人が死んでいる。そこで、わたしたちは断言する。すべてに適用される不変の総合的ルールなどは存在しない。なぜならあなたがたは常に変化し、成長を求める「存在」なのだから。

<中略>

過去の法やルールの大半は現在生きているあなたがたには適切ではなくなっている。成長を意図していなかったら、あなたがたはこの物質世界に生まれ出はしなかった。あなたがたは常に拡大し、変化し、成長を求める存在としてこの世界に生まれ出た。自分が既に理解していることに、さらに何かを付け加えたいからだ。あなたがたは「存在するすべて」に、さらに何かを付け加えたいと思っている。はるか昔に作り出されたものが究極なら、現在、あなたがたが存在する理由は何もない。

 

「成長」とは「私自身を生かすこと」であり、
「拡大、進化すること」
「今を生き、私を生きること」

「はるか昔に作り出されたものが究極なら、現在、あなたがたが存在する理由は何もない」というのは言い得て妙ですね。

人は、今の現状に留まらず、
より良いものを得るために、
より良い人になるために、
生まれてきたんですね。

「こうなのだ!」という既成事実に対して、
「そうなのか?」と問うてみる決意。
「私はこうだと考える」と言ってみる勇気。

自分の人生を生きたという足跡、、
足跡がダメなら爪跡でも残していきたいなと!

そういう人生の方が、刺激的だと思うんです。

今日は仕事で脳みそを使い果たして、なんだか支離滅裂っぽい文章になったかも!感がありますが、またのちほど読み返してみて、訂正を加えるかも知れませんがご容赦ください。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。


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2 thoughts on “成長:自分ナビ

  1. 「自分ナビ」大いに同意します。「自分がこれらどうしていきたいのか?の答えは自らの中にある」と私は思っています。
    「じっと自分の心の声に耳を澄ませば答えは見つかる」というのが私の信念でもあります。それが「自分ナビ」。
    「はるか昔に作り出されたものが究極なら、現在、あなたがたが存在する理由は何もない」本当に言い得て妙です。

    1. いのパパさん、コメント感謝です。
      「自分ナビ」
      教育の原点はここにあると思っていたので、教育者であるいのパパさんに同意してもらえるととても嬉しいです。

      親の観点からすると、子どもたちを依存させてしまってはいけないなと痛感します。
      子どもたちにも既に備わっているナビゲーションシステムがきちんと働くように環境を整えてやるのが、親や大人たちの役目かなと。

      まだまだ子育て真っ最中ですが、自分の考えに自信の持てる子どもに育つように、バックアップしてやりたいなと思う今日この頃です。

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