見果てぬ夢:ラ・マンチャの男


今日から3月。
弥生の月を迎えましたが、全国的に雨や雪になった日本列島。

東京も、昼間は止んでいましたが、朝と夜、ちょうど通勤、通学時間に合わせるようにして冷たい雨が降っていました。

まだもう少し寒い日が続くようです。

先週、四国の田舎に帰った時は、菜の花も少ししか咲いていませんでしたが、あと2週間もすれば一面黄色に染める菜の花絨毯のニュースが伝えられることでしょう。暖かい春はもうすぐそこまで来ています。

さて、今回のタイトルは「見果てぬ夢:ラ・マンチャの男」。

『ラ・マンチャの男』とは、セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにしたミュージカル作品で、映画化もされています。
日本でも松本幸四郎さんがミュージカルで主演し、とても有名です。

まずはここで、『7つの習慣』から少し引用してみます。

『ラ・マンチャの男』というミュージカルをご存じだろうか。ある中世の騎士がアルンドンサというひとりの娼婦に出会う美しい物語である。

周囲の人は誰もが、ヒロインである彼女を見下し、彼女はそういう人間だと決めつけていた。

しかし、この詩人の心を持つ騎士は、彼女の中に全く違う姿を見出していた。美しく気高い彼女本来の姿が彼の目には映っていた。騎士は彼女を肯定し、繰り返し彼女にその本来の素晴らしい姿を反映して見せた。やがて騎士は、その娼婦にドルネシアという新しい名前を与え、それは彼女の生活に新しいパラダイムをもたらした。

当初、彼女は自分に対する騎士の行為をことごとく否定した。古い脚本には、人を寄せつけないほどの力があるからだ。そのため彼女は、彼を気の狂った空想家だとあしらった。しかし、それでも騎士は娼婦に対して、忍耐強く無条件の愛の預け入れを繰り返し、少しずつ彼女の脚本づけを書き改めていった。彼の行動が、彼女の本質や本来の可能性を刺激し、やがて彼女はそれに徐々に反応し始める。彼女の生活の在り方が、次第に変わり始めた。彼女は、彼が映し出してくれる自分の姿を信じ、その新しいパラダイムに基づいて行動し、周りの人々の誰もが驚くほど変わっていったのである。

その後、彼女が以前のパラダイムに戻りかけた時にも、彼は彼女を自分の病床に呼びよせ、「見果てぬ夢」という美しい歌を歌うと、その目を見つめて次のようにささやいた。
「あなたはドルネシアだ。決してそのことを忘れるな」と。

 

実は、私自身『ラ・マンチャの男』はまだ観たことはありませんが、その中に出てくる「見果てぬ夢(THE IMPOSSIBLE DREAM)」という曲の歌詞が大好きなのです。

このように人生を歩んでいきたいなと思っています。

THE IMPOSSIBLE DREAM

To dream the impossible dream
To fight the unbeatable foe
To bear with unbearable sorrow
To run where the brave dare not go

To right the unrightable wrong
To love pure and chaste from a far
To try when your arms are too weary
To reach the unreachable star

This is my quest
To follow that star
No matter how hopeless
No matter how far

To fight for the right
Without question or pause
To be willing to march into Hell
For a heavenly cause

And I know if I’ll only be true
To this glorious quest
That my heart will lie peaceful and calm
When I’m laid to my rest

And the world will be better for this
That one man, scorned and covered with scars
Still strove with his last ounce of courage
To reach the unreachable star

─────

見果てぬ夢

見果てぬ夢を見続けて
かなわぬ敵と戦い続け
耐えがたき悲しみに耐え抜き
勇者すら行かぬところへ向かう

正しがたい間違いを正し
遠くより純粋でけがれなき愛を注ぎ
腕を動かせぬほど疲れていてもやってみる
届かぬ星を追いかけて

これが私の冒険の旅
その星を追いかける
どんなに望みがかなわぬものでも
どんなに遠くにあるとしても

正しきことのために戦う
疑うこともなく 休むこともなく
地獄へ向かうのもいとわない
天の願いなら

そして私にはわかる 自分が忠実かどうか
この輝かしい冒険の旅に
私の心は平和に満ちて穏やかなものとなるだろう
永遠の眠りにつく時

そして世界は今よりよりよきものとなる
さげすまれ傷だらけの一人の男が
最後まで勇敢に戦ったことで
届かぬ星を追いかけるのだ

─────

もう少し同書から引用してみます。

私たちは人に対して、明確で、ゆがんでいないその人のイメージを映し出すことにより、強力なリーダーシップを発揮することができる。相手の本来の姿をそのまま映し出すことは、相手の主体性を肯定し、責任感の強い人として接し、原則を中心におき、深い価値観を持ち、自立している、価値ある人間としての新しい脚本を与えることになる。

豊かさマインドを持っていれば、人にそうした積極的なイメージを反映させ、相手を高く評価することが、自分の価値を何ら低下させるものではないということが分かるはずである。いや、むしろ逆に、ほかの主体的な人と効果的に協力する機会が増えるために、自分にとってもプラスになるはずだ。

今までの人生を振り返ってみてほしい。自信をなくしたときにも、あなたを信じてくれた人がいたはずだ。その人はあなたに良い脚本を与えてくれた。それがあなたの人生にどれだけ大きな影響を及ぼしただろうか。

あなた自身がほかの人に対しても、そうした積極的な脚本を与える人になれるとしたら、どうだろうか。ほかの人が社会の鏡によって低迷への道に陥ろうとしているとき、あなたは、その人の可能性を信じ、より高い道を示すことができる。そして、その人の話に耳を傾けて感情移入をし、その人の本来の責任を否定することなく、主体性を発揮するように勇気づけることができるのだ。

 

私自身も今までの人生において、たくさんの人に支えられ、励まされて来ました。
誤った方向に行きかけた時は、軌道修正をしてくれる存在がいてくれました。
あらゆる自信をなくしたときに、「あなたはすごいよ」と応援してくれる人もいました。
自己嫌悪に陥った時、不運に見舞われた時、豊かな心で包み込んでくれ、受け容れてくれたときもありました。

人は関係性の中で人生を歩んでいくので、多かれ少なかれ、影響を与え、受けながら生きています。
どうせなら良い影響を与えていきたいし、良い影響を受けることができる環境で過ごしていたいと思っています。

そのためには私自身が豊かな心を持ち、リーダーシップを発揮できる人格を備えていかなければなと痛感しています。

人を救うとか、
人を変えるとか、
人を導くいう発想ではありません。

簡単に言うと、自分を活かし、人も活かす。

まさに自然体でいながらも、しっかりと「自分」があり、その心身から放たれる雰囲気(オーラ?)がとても大きくて丸い、、とでもいいましょうか!
そんな人になれたらいいなと。

これは、決して「見果てぬ夢」でも、「届かぬ星を追いかける」ことでもないと思うのです。

という、見果てぬ夢を追い求めつつ、
現実とのギャップと闘いながらも、
つねに希望は捨てない、
そんなアラフォー・オヤジの独り言でした。^^v

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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2 thoughts on “見果てぬ夢:ラ・マンチャの男

  1. 相手の本来の姿を映し出すこと・・・。
    人は自分の鏡、とも言われますよね。
    ならば自分も人の鏡として、曇りなく相手の本来の姿を映し出すことができるように磨いておかねばなりませんね。
    そのためには、希望をもって、素直に愚直に生きたいなぁ。
    iPhoneからですので、入力がちょっと大変。
    おやすみなさい。

    1. リエさん、早速のコメント、ありがとうございます。

      人は自分の鏡、自分も人の鏡。
      そう考えると、色んな人間関係を通して磨き合いっこしてるんでしょうね。

      また逆に、お互いにないところを相手が持っていて、それがやすりになって、削り合ってるってことも言えますよね。

      ほんと、リエさんがおっしゃるとおり、希望をもって素直に愚直に生きたい!
      そう思う今日この頃です。

      結ぶ石鹸のホームページ、アートですね♪
      更新、楽しみにしております。

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