お命、いただきます!食育の原点

ステーキがミニチュアの牛で出てきたら、果たして食べられるだろうか?

ビーフステーキ

小さい頃、クジラ肉の缶詰、本当に好きでした。

肉は肉で食べて、残ったとろとろのスープをご飯に絡ませて食べると、これがまためちゃめちゃおいしい!
今でも缶詰の絵柄までイメージとして残っています。

最近、シーシェパードという団体が日本の調査捕鯨に抗議しようと、高速艇で邪魔をするという映像ニュースが話題になったことがあります。

クジラをはじめとしてマグロなどの海洋生物食べるというのは、島国としての日本の食文化です。
欧米では、牛や羊、豚や鶏などを普通に食べています。

食卓に並ぶときは、ステーキにしても、バーベキューにしても頭や手足はついていませんが、間違いなく生き物を食しているという点では、世界中どこに行っても同じです。

下の動画は、「いのちの食べかた(原題:OUR DAILY BREAD)」という映画の紹介ムービー(約2分)です。

私たちの食卓に並ぶ前の、食材に関する真実の映像です。

クジラを食べる日本人、
犬を食べる韓国人、
猫を食べる中国人、
牛や豚を食べる欧米人、
冷静になってみると、何の違いがあるのだろう?と考えてしまいます。

どんなにかわいく育てたヒヨコも大きくなれば、食卓に並ぶ可能性だってあります。
これは現実です。

中には菜食主義(ベジタリアン)の方もいらっしゃいます。
でも、野菜や果物も目鼻や足がなく声を出さないだけで、動物と同じように、何億何兆の細胞からできている生き物には違いありません。

話は少し変わりますが…

日本人は、食事をするときに、
手を合わせて「いただきま〜す」と言い、
食事が終わったら、「ごちそうさまでした」という習慣があります。

私はボヤーッと、料理を作ってくれた人への感謝とくらいしか考えておりませんでした。

確かに深くその意味を考えたことがなかったのですが、
ある時、友人から
「日本の「いただきます」の前には、「お命」という言葉がつくんだよ」
って教えられました。

その友人の言葉は、私にとってすごく新鮮で、かつ、すごく重〜く響いてきました。

よく時代劇の台詞に出てくる、「お命、頂戴!」とは話が違います。

生態ピラミッドと食物連鎖

記憶は定かではないのですが、確か中学の理科の授業で「食物連鎖」とか「生態ピラミッド」という言葉を習いました。

「生きる!」ということは、「生命をいただく」ということなわけです。

うちの中一の娘は、田舎に住んでいながら大の虫嫌いで、小さな虫が出るたびにキャーとかギャーとか悲鳴を上げています。

この前そんな娘に、「地球上何百万種類いる動物のうちの約8割が昆虫なんだってよ!」って言ったら、「え゛〜っ!生きていけない・・・」ってつぶやいてました。

でも、考えてみれば、その虫たちがいなくなったら私たち人間どころか、地球の生態系自体が狂い、全ての生物は死滅してしまいます。

私たちは間違いなく毎日「生命」をいただきながら、私たちの「生命」を維持しています。
まさしく食物連鎖=生命の循環が地球上で営まれているわけです。

何の因果か、人間はその生態ピラミッドの頂点にいます。
その人間も、死後はピラミッドの底辺にいるバクテリアの栄養となっていきます。

そういう意味からも、「いただきます」という文化は大切にしないといけないし、子供たちにも伝えていきたい伝統です。

自然のいのちの実りに感謝!
自然のいのちの実りに感謝!

「食育」という言葉があります。

「食育」に関しては、別の機会にも投稿しようと思っていますが、
上述のように人間は人間だけで生きている訳ではなく、たくさんの生命のピラミッドの頂点で生かせてもらっているという意識を持つだけでも、食べ物に対する感謝の気持ちや生き物に対する愛情が育まれるのではないかと思います。

毎日の食事を、ただ食欲を満たすためだけにするのではなく、地球に、自然に、生き物に感謝する気持ちを持ってするという習慣をつけることができたならば、それだけで心も体も健康になれそうな気がします。

是非、次回の食事から、「いただきます」と「ごちそうさまでした」の時に、心の中で「お命」とつけて言ってみてください。
何かを感じられるはずです。

もちろん、作ってくれた人への感謝も一緒に添えて…


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2 thoughts on “お命、いただきます!食育の原点

  1. これはいいねぇ! 
    いただきますの前にお命をつけて「お命いただきます。」
    そう言うだけで感謝の気持ちが生まれるから不思議だねぇ。

    幼少時代に田舎で土いじりしてたからなんとなくそうかなと思っていたけど
    無農薬のリンゴを作った木村さんの著書 奇跡のリンゴを読んだときから
    虫も必要なんだなぁ全ての生き物は繋がってるんだなぁってはっきり認識しました。
    それからは実家から送られてきた無農薬の白菜に小さい虫が沢山ついていても、虫が付くということは甘いからなんだなぁ、健康的でおいしいんだ♪と
    思うようになりました。もちろんしっかり洗って虫を落として食べるけどね。

    でもその感覚的に得たものを生まれてくる子供に教えるとなると難しいけれど
    そうやってお命いただきますって言うことで何かを感じ取ってくれそうだね。

    1. 食べる前に、「いただきます」と手を合わせ、終わったら「ごちそうさまでした」と言う。
      何気ない食習慣の裏には、地球規模の壮大なドラマ(食物連鎖=生命の循環)があったということですね。

      今、昼食終わり。
      お命、ごちそうさまでした。

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